令和4年度 いきもの調査クエスト オススメスポット

いきもの調査クエストに挑戦するとき、ぜひ訪れてほしいオススメスポット等を地区ごとに紹介します。

※各施設については、施設の利用案内・注意事項を確認のうえお立ち寄りください。また、詳しいことは各施設へ直接お問い合わせください。

※私有地など、許可なく入ってはいけない場所には入らないでください。

※政府や三重県等が発表する新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にご留意のうえ、各スポットを訪れてください。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う各施設の閉鎖状況等は、個別の施設にご確認ください。

 

-1.野登地区-

野登地区は、鈴鹿川等源流域の北側にあり、鈴鹿市や滋賀県と接しています。安楽川の上流域にあたり、ブナを中心とした落葉広葉樹の原生林が一部残っています。また、棚田の美しい風景が見られるとともに、和紙の原料として盛んに栽培されたミツマタ(花期は春)も見ることができます。

●石水渓

鈴鹿川の支流、安楽川沿いを上流へと向かえば、白い花崗岩の間を縫って清流が流れ、大小幾つかの滝や淵を造りだす石水渓にたどりつきます。周辺には、東海自然歩道が通り、魅力ある景観が楽しめます。また、市営のキャンプ場・バンガロー施設があり、春から夏にかけては、キャンプやハイキングなどを楽しむ人々で賑わいます。

キャンプ場施設の予約やアクセスなど、くわしくはコチラ(石水渓キャンプ場ホームページ)

※石水渓を訪れる際は、ぜひキャンプ場をご利用ください。
周辺道路については、緊急車両が通行できなくなるおそれがありますので、 路上駐車をしないでください。

 

 

●坂本棚田

戦国時代に開墾されたといわれ、法面が石積みの珍しい坂本の棚田は、農業を営む場所であるとともに、美しい風景で人々の心を和ませてくれます。平成11年7月に日本の棚田百選に選ばれ、現在も地元の人々が保存活動に取り組み、この伝統と景観を守り続けています。

 

●野登寺(やとうじ)

三重県亀山市にある、真言宗御室派の仏教寺院。本尊は千手観世音菩薩。

駐車場から本堂までの細い道の両側には、杉の大木が立ち並び、木の下には西国三十三所の観音像が、石室に安置され並んでいます。

また野登山周辺のブナの原生林は、三重県指定天然記念物に指定されています。 

詳しい説明やアクセスなど、くわしくはコチラ(野登寺ホームページ)

 
-2.坂下地区-

坂下地区は、鈴鹿川等源流域の中央にあり、鈴鹿峠を挟んで滋賀県と接しています。東海道五十三次のうち48番目の宿場町で、かつては難所である鈴鹿峠を越える旅人で賑わっていました。鈴鹿川の最上流域にあたり、澄み切った川にすむ魚を狙ってカワウやサギが訪れます。また、スギなどの針葉樹林と里山の風景が広がっており、水田の周りに咲くハギの花が、里山の風景に彩りを添えています。

●片山神社

古くは「鈴鹿明神」「鈴鹿権現」などともよばれ、延喜式内社として古代から信仰を集めてきた片山神社。周囲の緑濃い自然は荘厳な雰囲気を漂わせ、訪れる人々に神聖な土地であることを感じさせてくれます。この神社は東海道を旅する人々から、特別 な思いで敬われたらしく、いろいろな旅日記にも記載され、西国の諸大名からも多額の寄進を受けました。

鈴鹿峠の谷あいに立地し、東海自然歩道沿いにある。周辺には鈴鹿川源流域の豊かな森林が広がっています。

●鈴鹿峠自然の家

豊かな自然と東海道五十三次坂下宿や鈴鹿峠に隣接した歴史環境の中で、あたたかみのある木造校舎を活かしてさまざまな体験活動が行えます。
屋外での飯ごう炊さんやキャンプファイヤー、学習室での体験学習など、集団生活での「学び」に活用できます。

施設の予約やアクセスなど、くわしくはコチラ(鈴鹿峠自然の家ホームページ)

 

 
-3.加太地区-

加太地区は、鈴鹿川等源流域の南西にあり、伊賀市と接しています。東海道から分岐して奈良へと向かう大和街道が通っています。加太川の上流域にあたりますが、鈴鹿川を通じて海と繋がっているため、モクズガニやハゼ類のような海と川を行き来する生き物も見られます。また、『鈴鹿』の地名の由来となったニホンジカも見ることができます。

●かぶとの森テラス

鈴鹿川源流にある山と川に囲まれた自然豊かなキャンプ場。敷地内にはいくつかの川も流れ、杉を中心とした山林の中でのキャンプが楽しめる。キャンプだけでなく、森林ヨガやサイクリングなどアウトドアで楽しむアクティビティを総称した「ローカルフィットネス」を楽しむことができる。

施設の予約やアクセスなど、くわしくはコチラ(かぶとの森テラスホームページ)

敷地への立ち入りは施設利用者に限るため、まず施設事務所へお立ち寄りください。詳細は施設へ直接お問い合わせください。

●不動滝

加太峠に近い谷の最奥にある滝です。かつては付近に不動明王が祀られ、信者の修行が行われていたことからこの名があります。

 

●加太鉄道遺産群

明治23年(1890年)、難所と言われた関~柘植間に、特に山や川や道を越えるための隧道(トンネル)や橋梁(鉄橋)などが多く作られました。これら遺構物群を鉄道遺産群(鉄道関係の近代化遺産)と呼び、建設から100年経った現在でも関西本線としてその役目を果たし続けています。鉄道ファンにも人気のスポットで、川沿いのトンネルを通る単線の列車を撮影しに来る方も多いです。

亀山森林公園「やまびこ」

大和街道に接している市有林を、「豊かな自然に触れ親しみ向き合える場にする」ことを目的に、加太の自然がそのまま活かされるように整備した自然公園です。源流域の山林の動植物を探すことができます。

施設の詳細やアクセスなど、くわしくはコチラ(亀山市ホームページ)

 

 
-4.東海自然歩道-

東海自然歩道は、昭和49年に完成した東京から大阪までを結ぶ全長1,697kmのハイキングコースです。亀山市内には、野登・坂下・加太地区にそれぞれ7~13kmのコースが設定されており、鈴鹿川等源流域の自然を堪能しながらハイキングができます。

コース沿いには、これまで紹介したおすすめスポットも点在しています。詳しいコースなど、くわしくはコチラ(亀山市ホームページ)

 

 
-5.その他の地区-

●東海道 関宿

東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、今なお当時の雰囲気が残されています。江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上も現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年選定)や日本の道百選(昭和61年選定)に選定されています。これが精いっぱいという意味の「関の山」という言葉の語源は、関宿で行われるお祭りの山車が語源です。

関宿旅籠玉屋歴史資料館関まちなみ資料館関の山車会館
 

●ゲストホテル 関ロッジ

鈴鹿国定公園の池の畔に建つホテルです。自然豊かな観音山公園内にあり、ホテルの周辺を散策するだけでもたくさんの生き物を見つけられます。さらに、国道1号線からのアクセスが良く、拠点にして鈴鹿川等源流域を回ることができます。

【無料Wi-fi完備(施設利用者に限ります)】

施設の予約やアクセスなど、くわしくはコチラ(ゲストホテル関ロッジホームページ)

※施設への立ち入りは利用者に限るため、まずフロントへお立ち寄りください。詳細は施設へ直接お問い合わせください。

 

●道の駅 関宿

国道1号線沿いにあり、JR関駅からも近く、鈴鹿川等源流域を訪れる際の休憩場所として利用できます。約60台の駐車場があり、地元特産品販売コーナーや情報案内コーナー、軽食コーナー、トイレ、休憩所があります。

【無料Wi-fi完備】

アクセスなど、くわしくはコチラ(道の駅公式ホームページ)

-お問い合わせ-
亀山市 生活文化部 環境課 環境創造グループ内
鈴鹿川等源流の森林づくり協議会事務局
電話番号:0595-96-8095   e-mail :kankyo@city.kameyama.mie.jp